休日のおひるごはんに何を作るか決めていなかったので、息子にリクエストメニューがあるか尋ねました。
息子の答えは、「ゆでたうどんの上に野菜が乗っていて、そぼろみたいな肉が入っているヤツ。」とのこと。
「はて???」としばし考えたのち、それがどんなものか頭に浮かんだので買い物に行きました。
この時点で、私は「ジャージャーうどん」(ジャージャーうどんはこちら)だと思いました。野菜、そぼろが手掛かりでした。
家に帰って調理を始める前に、「いやでも、待てよ」と思い直し、息子に「ジャージャーうどん」の画像を見せると、なんと、違うと言うのです!
最終確認をして良かったと思う反面、今頃違うって言われてもと思う気持ちが半分。結局、息子のリクエストは「焼きうどん」でした。
息子にとって「どんな肉でもそぼろ」らしく、また、焼きうどんなのに「ゆでたうどん」という表現間違いをしているなど突っ込みどころ満載ではあるのですが、自分の中では当然と思っていたものやイメージなどが、相手にとっては全然別のものであることもあるのだな、と実感した出来事でした。
これを仕事に置き換えてみましょう。
指示されたことも、自分で思い込んでそのまま進めてしまったとしましょう。上司が思っていたこととあなたが思っていたことが違えば、当然結果が違ってきます。
結果が違えば、その結果は指示されたことではないわけですから、当然やり直さなくてはなりません。
労力も時間も無駄になります。加えて、信頼もなくなってしまいます。
ちょっとした時間で終わる確認作業も非常に大切な意味があるのですね。