キャリアコンサルタントとは?
面談を通して相談者の経験や能力、また仕事に対する意識や適性などを引き出し、分析した上で今後のキャリア形成への助言およびサポートを行う人のことをいいます。
尚、「キャリアコンサルタント」とは、有資格者のみが「キャリアコンサルタント」という名称を用いることができる名称独占の国家資格です。
- 社員様の
- 1.主体性の向上
- 2.定着率の向上
- 3.モチベーションの向上
1年後、3年後、そして未来のために。社員様一人一人が安心してイキイキと働きながら、希望するキャリアを築くことができるよう、個別のキャリアコンサルティングでご相談を受けることができます。
具体的には、今後のキャリアの不安、ご自身の強みを知りたい、仕事とプライベートの両立、スキルアップしたいが意欲がでない・・・等々の個別のご相談に対してカウンセリングを行います。
また、集合研修としては、キャリアデザイン研修を企画し、自分らしいキャリアを実現してイキイキと働くためのエッセンスなど、これからのキャリア形成に役立つセミナーのご提供も行っております。
こんな不安や問題を抱えている場合に
キャリアコンサルティング来社時(約60分)※ご相談内容により異なります
「できること」を考える |
キャリアの棚卸し |
強みの発見 |
今までのご経験を振り返り、強み・出来ることを確認します。 |
適性診断 |
12の能力要素からご自身の強みと適性が分かります。※適性診断はご希望に応じて実施 |
「したいこと」を考える |
価値観を知る |
自分の望む生活スタイルや、職業観を確認します。 |
なりたい自分を描く |
1年後、3年後・・・どんな自分になりたいか「未来」をイメージします。 |
実現するための目標設定 |
イメージした未来に近づくための目標を設定します。 |
「すべきこと」を考える |
キャリアプランを立てる |
いつまでに何をするか具体的なアクションプランを立てます。 |
キャリアプランの実行 |
キャリアプランの実行 |
継続的な学びの実施 |
なりたい「わたし」の実現 |
キャリアアップ・キャリアチェンジの実現 |
〈事例〉部下の取りまとめに苦慮しているリーダー 業務に追われすぎて自分のやりたいことが見えなくなったというリーダーからご相談
キャリア・コンサルティング実施例
- 業種 役職:
- 菓子製造販売 本社 課長 (女性 42歳)
現在抱えている悩み
問題のある部下との関わりに苦慮しており、周りに理解を求めようと思うが、なかなか理解されず、結果的にモチベーションが落ちた状態になってしまったこと。
また、日々のリーダーとして業務量の多さから、スタッフ達とのコミュニケーションは、その下の部下である主任に任せることが多い。
その結果、スタッフ達に対する信頼関係が十分に築けていないことで、部署全体がまとまっていないことで悩んでいる、ということでご相談を受けました。
第1回目面談
ご相談ポイント
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●キャリアコンサルタントからのコメント 今回のお話を聞きながら、相談者の状況と気持ちを理解をしながら、相談者が、部下との関わりをどのように変えて行きたいのかを一緒になって考えていきました。そして、そこにコミットしご自身の行動に変化を起こすことにより、どのような変化が期待されるかを一緒に考えてきました。 今後は、主任に対しては「コーチング」しながらも「それを続けるメリット・デメリット」をしっかりと考えてもらうこと、二つ目は、主任以外にも他のメンバーを巻き込めるならば、他のメンバーを課長が巻き込んで改善にむけて活動する、ということが改善につながる一つのきっかけとなることでしょう。 そして○○課長の今回の的確な対処策は素晴らしいものがあります。この対処策を継続的に実践し、自分を信じて前に進んで行ってください。心より応援しています。 |
第2回目の面談
ご相談ポイント
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●キャリアコンサルタントからのコメント 今回の時間は、ご自身から課題として出された8項目について、進捗状況を報告頂きました。まずはご自身の時間の使い方を改め、できるだけスタッフとの関わりに使う努力をされていました。また、業務時間の使い方についても分析し、どのような配分で使うべきなのかも含めて話を頂きました。これらの活動により、スタッフの変化も出て来たようで、良い方向に繋がっていると感じました。引き続き行動し続けることが必要ですね。 尚、○○課長において課題となることは、スタッフに対するコーチングを使った対応はできていますが、より掘り下げた質問での内容につなげながら、本人に対する気づきが起こるように進めると、スタッフにとって納得のいく指導になるのではないかと思います。また、「ここまではできたね」と、まずは自己肯定感を持たせる表現でスタッフに使ってみることも必要でしょう。 それと同時に、ご自身の業務が多すぎることでの負担がかなり多いと感じます。このあたりも含めて、主任に移管して少しでも全体のマネジメントができる体制をつくることが大切ですね。そもそもは、自己課題を分析でき着実に実践につなげている○○課長です。 今回は、かなりご苦労もされ心を痛めたでしょう。しかし、これらのご経験を次のステップに活かせる機会として前向きに捉え、更なる組織に成長につなげて行かれることを期待致します。 |
第3回目面談
ご相談ポイント
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●キャリアコンサルタントからのコメント 以前あげた8つの課題について進捗状況を数値化しながら報告を頂きました。継続的に、現場を見ながらスタッフとのコミュニケーションを大切にされております。また、スタッフからの提案や発言も増えたようですね。これは、○○課長の対応が変化をつくったのです。話を聞いていた私も嬉しくなりました。 また、個ではなくチーム支援ができる体制づくり、また、チームの質を上げるための取り組みもしているようですね。また、とても印象的であったことは、○○課長と主任とで、取り組みに対する成果を共有しあいながら次に活かしているということ、また、職員の不満を聞くことを一番にするのではなく、お客様支援に対してスタッフと話すことを一番にしたいという言葉です。課長として大切している思いが、その言葉に出てきました。 その方向性を実現するためにも、ご自身の役割分担と移管をしながら、笑顔で仕事ができる職場づくりをすることが今の○○課長にとっては必要に思いました。また、自身の視点だけでなく他者からの視点をもらいながら、どの業務は振れるのか、他の視点も入れた方が、更に効果を発揮するように感じます。 以上 |