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『Newsレター3月号』新入社員からの戸惑いの声に対して

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ニュースレター

2023年03月17日

『Newsレター3月号』新入社員からの戸惑いの声に対して
有限会社キャリア・アップです。 いつもご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
(*このメールは、ニュースレター会員様及び、 須山と名刺交換をさせて頂いたお客様に
配信しております。)

令和5年3月号のNewsレターを配信いたします。
今月のキャリア・アップNewsレターでは、以下の話題を皆様にお伝えします。
 

1.新入社員からの戸惑いの声に対して
2.アドラーに学ぶ部下育成→間違った部下指導をしない
3.弊社企画「教え方研修」のご案内

今月は、これらに注目してご覧ください。







今年も、沢山の企業様から新入社員研修のご要望を頂きまして、誠に有り難うございます。この時期にいつも思いますが、期待と不安が入り交じった思いで参加してくださる新人の姿にはとても新鮮に感じております。私まで背筋が伸びる思いで研修を実施させていただいております。

さて、今回は、ある企業様の新入社員研修を行った際に、このような質問をしてくれた新人(大卒の女性)がおりましたのでご紹介したいと思います。

  「私は、小学校の時に、先生より『報告をする時』は、今あった事実を報告するとともに、どうしたら良いかも自分なりの意見も含めて報告することが大切だと教わりました。しかし、この会社に入社して、あるトラブルが発生したので、上司にこのように報告したら、上司から、『あなたはそんなこと考えなくてもいい。ただ報告するだけでよいから』と言われてしまいました!!」と悔しそうな表情で私に質問してきました。

そこで、私は、こう応えました。「確かに、○○さんが言われるように、「報告」する時には、今ある事実を報告するとともに、対処法も自分で考えて提案することも大切であることは、正しい考え方ですよ。しかし、○○さんの上司が言われた意味は、たぶん・・・入社して間もない新人の判断が、必ずしも適切であるかどうかは何とも言えないので、まずは、事実あったことを報告し、その後の対処法は、上司の判断をまずは仰いで欲しかったのではないかな~。確かに、○○さんは正論を言っているにしても、新人の○○さんが状況もまだ分からず判断したその答えが、適切でなかったから、上司はそのように応えたのかもしれないですね」と伝えました。

教科書通りではないことで、上司の考え方が間違っていると思い込んでいるその新人に対して、色々な角度で説明するのでありました。

また、このような新人には、翌日でも良いので上司としては、何故その報告の仕方が今回はダメなのかの「何故??」を後からでも伝えることも大切だったと思いますが。

今回のケースより、新人に対しては、考え方の柔軟さをもつことも大切であることと、上司に対しては、言い方にも気をつけることが必要であることを今回のケースから色々考えさせていただきました。 (須山)



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私にとって、部下育成する上で「アドラー心理学」の本から学ぶ機会はとても多いです。そこで、上記のような言い方については私も納得しましたので、皆様にご紹介したいと思います。

上記例から見ていくと、×の方は「決めつけ」をしています。「ダメダメ」「××の問題が起きちゃうよ」はいずれも「決めつけ」です。つまり、「私が正しい。あなたは間違っている」「私は分かっている」「あなたは分かっていない」というメッセージです。

一方、○の方は「主観伝達」と「質問」の形をとっています。「こんな観点に気をつけるといいかもしれませんね」。これは決めつけではなく、「主観伝達」です。そして、さらに「質問」を加えています。この質問により、部下に自分の頭で考えることを促すのです。  

「決めつけ」は相手に選択の余地を与えません。しかし、「主観伝達」は相手に選択の余地与えます。それが相手への敬意につながり、相手を勇気づけることにつながります。

また、「質問」は相手に考えさせ、思考トレーニングを積ませるだけでなく、相手に選択を委ねます。そのことにより、部下は自分の意志で行動できるのです。「どのようなやり方が考えられますか?」という質問に対して、部下は「では、××の対策を取ってみます」といった主体的な意志決定をすることができるでしょう。そのことにより、部下が主導権を握ることができるのです。「決めつけ」て「叱る」ことは部下の勇気をくじきます。しかし「主観伝達」と「質問」は部下を勇気づけます。

一度、あなたも試してみませんか??

さて、次のページには、若手社員、特に今どきの若者を育てる為の「上手な教え方研修」のご案内です。よろしければ参考にしてください。(須山より)



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《編集後記》新入社員研修では、毎年フレッシュな皆さんに刺激をいただくと共に、自分の時と比べると
      皆さん、しっかりしているなーと感心してしまいます。
      アドラーに学ぶ部下育成については、子育てにおいても言えることだと実感しています。
      相手に考えさせ、やらせてみる。ついつい、手も口も出したくなりますが、それでは相手のために
      ならないので、育てるにはこちら側の我慢も必要になりますね。
      


★★★組織活性化の仕掛け人!!★★★
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