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【お客様事例】医療機関様マネジメント研修事例紹介

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お客様の声と成功事例

経営者・管理者向け

【お客様事例】医療機関様マネジメント研修事例紹介

医療機関様向けに開催したマネジメント研修の内容のご紹介です

<院長 音成伸悟様>
<病院外観とスタッフ一同様>

<研修前の状況>

経営者の悩み

スタッフが指示されればやるという状態に慣れてしまい、自発的に行動できない。

トップの考えや将来を見越した部分に関しても、経営(マネジメント)とは無関係というスタンス。 

→自発的に行動できるよう、マネジメント研修を実施したい。

スタッフの状況

仕事はしっかりと楽しくやれている。報告もきちんとできており、売り上げも上がっている。

お客様の評判も悪くなく、大きな不満もない。

トップダウン方式(指示命令してやらせる方式)のほうがやりやすい。    

→今のままでいい。

→マネジメント研修受講に対して戸惑いと無意識の拒否反応があった。
(必要ないのでは?という思い) 

<研修を開催するにあたって経営者が取り組んだこと>

① 同意と決意の説明・・・計画を練る段階でスタッフに相談し、目的や必要性、苦労やコストなどについて理解が得られるように説明した。リフォーム工事と同時進行の時期であったため、スケジュール調整を含めて非常に多忙な状況が予測されたが、その後に向けての病院の未来の姿を伝えて、ソフト面の充実についても理解してもらえるように努力した。

② スタッフの拒否反応の払拭・・・医療従事者にある、経営的な考え方を学ぶことへの罪悪感をなくし、マネジメント研修が何故必要なのかを伝える。

③ 経営者とスタッフ一体のマネジメント・・・スタッフだけではなく経営者も研修に参加し、一緒に課題に取り組むことで、重要性や一体で取り組むことを実感

       


<研修後の状況>
・・・経営者インタビューより

経営者も参加することで、共に学ぶことが出来た。また、スタッフと一緒に課題に取り組むことで、 共同でのマネジメントを実感してもらえた。このことから、スタッフが、トップの抱える現状を理解する姿や報連相の本当の意味と重要性や実施方法を理解でき ているように感じる。また、自分たちで一部の行動を決める事の重要性を理解してくれたため、スタッフ会議が活性化し、意味のあるものとして定着化してきて いる。リーダーとしての自覚と自信も強く感じられるようになったし、トップが期待する報告もできるようになった。新人教育も研修で学んだコーチング理論を意識し実践することで、研修を受けていない新人側にも良い印象とモチベーションが持てているよ うだ。それが良い手本となり、研修を受けていない中堅クラスのスタッフもマネジメントへの意識とコーチングを取り入れた教育、良い報連相ができるようにな り、スタッフ全体のレベルが高くなった事を強く感じました。本当に、研修を実施して良かったと思っています。特に、事前打ち合わせをして要望を伝えてオリ ジナルの研修を組んでもらったのが有効だったと感じました。

 

<研修中のスタッフが行った課題一例&スタッフの声>
☆本研修は、職場の課題を活用しながら、マネジメントを実践的に学ぶ研修です


目標:オーナー様待ち時間の削減

目標設定の背景:オーナー様や動物へのストレス(負担)が大きい。

また、手順の見直しで効率が良くなれば、スタッフの負担も減るのでは?

達成成果:

 
 

<グラフ説明>

測定後第1週は待ち時間の平均が10.1分で目標である10分を超えていましたが、第2週以降は10分以内に抑えることができました。

平均待ち時間と測定件数のグラフから、待ち時間は測定件数に比例していると読み取れます。1月と3月を比較すると測定件数は約2倍に増えていますし、内容も難しい症例が増える時期でありましたが、待ち時間の平均時間はほぼ同じになっています。このことから全体の流れを全員がよく把握して先を読み、内服薬の準備の効率が上がり結果的にオーナーの待ち時間が短縮されていると考えられます。

■活動のメリット:

 ・時間を意識して行動できるようになった。

・診療の様子に気を配り、手がすいていれば積極的に処方する内服薬や療法食などの準備を手伝うようになった。

・準備に時間がかかると思われるもの(粉薬や薬の種類が多い処方)は早目にカルテを出し、早い段階で薬を作り始められるようにした。

・どうすれば効率よく準備ができるか、オーナーの待ち時間を減らせるか考えるようになった。

・担当者任せにするのではなく、周囲のスタッフも気づいたことがあったら声かけ、フォローしている場面が増えた。

・目的や方法をメンバー全員で共有することの大切さを確認。

■総括:

 皆で一つの目標に向かって取り組んで成果をだすことができた。

 その中で、お互いが協力し合ったり、各自が時間や手順を意識して効率よくできるように考えるようになることができた。

 今回の活動を、検査や処置の待ち時間の短縮に結び付けていきたい。

■研修を通しての学び:

相手に何かをしてほしいときや動いてほしい時に、何を伝えるべきかがわかった。その上で、さらに、意見を聞いたり、状況を報告することが、相手に関心を持ってもらうために必要だとわかった。