『Ｎｅｗｓレター1月号』「大谷翔平選手」の目標設定が凄い！

あまりプロ野球に興味のなかった私ですが、昨年のアメリカで活躍する『大谷翔平』選手の活躍は、毎朝のTVニュースで観ているうちに、とても興味を持つようになりました。そして、MVPに満票で選ばれ日本人として偉業を成し遂げ輝かしい成果につなげた大谷選手にますます目が離せない状態になったのは私だけではないと思います。

そこから、もっと凄いと思えることは、彼が高校1年生の頃に作成した『曼荼羅チャート』の内容です。

高校1年生の頃作成した、曼荼羅チャートは、野球部の監督が指導の中の一つとして取り入れたようです。当時から、『8球団よりドラフト1位に指名される』という目標を設定し、その目標を8項目にブレイクダウンし、更にそこから64項目にブレイクダウンし、より具体化して落とし込んでいるのです。これにより、日々のやるべきことが明確に見えるようになるわけです。また、大谷選手は、このチャート以外も別の目標達成シートも取り入れていたようですが、ここで注目したいのは、上記チャートのオレンジ色の部分です。特に、『ドラフト1位』になるために、体力づくりや技術的な内容以外に、『運』という項目を入れています。そして『運をつける』ために、これもブレイクダウンしているのです。特に、これにつながることで思い出されたことは、試合中の大谷選手の振る舞いがテレビで話題にもされました。マウンド内にゴミを見つければ、すぐさまゴミを拾い、自身のズボンのポケットに入れているのです。すると、高校生の頃、この曼荼羅チャートに書いた内容を今でも実践しているということが分かります。私は、この姿に驚きを隠せませんでした。『運』は、舞い込んでくるものではなく、自身から呼び寄せるものであることを実感しました。ただ、損得で実践するのではなく、それが当たり前のように自然にやれるようになることが重要であることも感じました。

結局は、目標達成につなげるためには、『人間性を磨く』ことも要素の一つにあること、また、当たり前なことを当たり前として損得抜きで自然に行えるようになることで、『運』も自分に向いてくること。一流になるということは、技術だけでなく人間性を磨くことも重要ですね。すると『運』も味方してくれることが分かりました。